2010年2月7日

花相撲でのカルチャーショック!(3日坊主6巡目-1)

「第34回日本大相撲トーナメント」行ってきました。

豪栄道が優勝し、7年ぶりの日本人優勝という結果に終わったわけですが…

私には相撲興行を民放主催で行うことで起こる様々な違和感にカルチャーショックを受けまくりでした。


●チケットもぎりがイベンター
親方ではなく、黄色いジャンパーを着たイベンターだった…

●館内案内係がイベンター
やはり黄色いジャンパーのスタッフは沢山いて、
いつもの法被着た整理員さんはいないのでした。
土俵前で見張りをしているのも呼出しさんではなく、黄色いスタッフ。
なんというか味気ない…

●館内で流れる音楽
開場から取組開始まで、客入れ音楽として相撲甚句が流れてました…
本場所では250円のちゃんこ食べる場所で流れてるくらいなのに…

●スポンサー幕がででんと
向正面の後ろにあるマス席2列をつぶし、
無理やりついたてを作りスポンサー幕が張られていた。
「なに、この黒い壁…」てな感じ。

●放送席が変だそ
力士3人の絵の壁紙…誰が書いた絵なのか。
せめて浮世絵を使ってほしい。
あと大量に花がおいてあったのも謎でした。

●懸賞幕がイベンターから手渡される、しかもしょぼい
呼出しさんが花道の奥の倉庫から引っ張り出す懸賞幕。
しかし今回はイベンターさんが会社から持参。
向正面最前列にいるえらいイベンターさんに幕が手渡され、旗を整理し、
呼出し一人一人に手渡していたけど、
若干非効率…
やっぱり花道の奥でそういうことはやってほしいです。
しかも懸賞幕、背景が白一色、文字もゴシック体。
味気ない…

●優勝インタビューが下手くそ
誘導尋問きわまりない。
インタビューというより意見のなすりつけでした。
「1年以内に大関になることを約束してください」とか。


いやぁ、主催が相撲協会でないと、こんなにイベンター主導になるとは…

とはいいつつも、
エメラルドグリーンのJAバンクの呼出しの着物はかわいらしかったし、
普段横綱の取組を裁くことのない行司が白鵬の取組を裁いたりするのもトーナメントならではだし、
力士が行う水付けをハプニングのせいなのか呼出し自らが行っていたのを目撃できたし、
個人的には大満足の花相撲なのでした。

《おまけ》
●フジ産経系列の旗の中に文化放送の旗
あれ?その流れだと協賛するのはニッポン放送ではなくて??
違和感…
フジとニッポン放送の関係性を疑うのでした。