2010年6月3日

涙、ときどき曲がれ!スプーン(3日坊主45巡目-2)

なんか、半年分くらいの涙、使っちゃったかもしれない…。

ゲゲゲの女房見ては泣き、
離婚同居第3話の録画したやつ見ては泣き、
「空気人形」のDVD見ては泣き、
余韻に浸っては泣き、
合わせて身の回りに起こったショックな出来事に泣き…

それはもうとめどなく。
泣きはらして疲れて夕方に寝てしまったら目がパッチリしてしまい、
寝られないのなんの。

てことで、しょうがないからブログ書きます。

…そんな泣き晴らした1日の中で!
笑って見たDVDもあったのよ!
その名も
「曲がれ!スプーン」

「サマータイムマシン・ブルース」「UDON」などの本広克行監督が手掛ける作品で、
原作は「サマータイムマシン・ブルース」と同じく、同名の舞台を上演していた、ヨーロッパ企画によるもの。

この作品、何を隠そうmorioは本広監督の大ファンでございまして。
ヨーロッパ企画の舞台も、サマータイムマシン・ブルースの原作をやってるってことを知ってから、気になって観始めたくらいで。
非常に映画の公開を楽しみにしていたのです!

しかーし、
今回この「曲がれ!スプーン」、舞台を先行して観たかったので、
舞台鑑賞日を待ってから映画を見ようとしたら、
日にちがあわずに公開終了してしもうた…。
それは、12月半ばのことでした。

てことでDVD化を首を長くして待っておりましたの。
もちろん、レンタルですけどね(金の節約!)。

いやぁ笑った笑った。
UFOを信じる長澤まさみが念力を持つ人間を探して旅して…
たどり着いたカフェで「細男」のロケ・インタビューをするはずだったのだが、
そこに念力を持ってる5人がたまたま居合わせていて…
自分たちが念力を持っているとバレないように気をつけながら、
その場に起こる大ハプニングを次々クリアしていく、
そんな話。

でもストーリーは主人公を中心に回るわけではなく、
あくまでカフェでの中の出来事が中心。
最初に念力パーティーをしているうちに、
ひょんなことから細男に自分たちの念力を知られてしまい、
口封じするのに四苦八苦する場面が描かれたりしている。

ストーリーは舞台と大差ないね。
ちょっとラストのラストの大ラストが違うくらいで。
心情の説明が細かくより分かりやすくなってた。

あぁ携帯投稿の文字制限でもうかけないよ。
続きはまた今度…

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(続き)

…で、何書こうとしたんだっけ?


長澤まさみがちやほやされていて、

それが中途半端だったかな??


本広監督らしさは十分に感じられて(笑いの“間”とか、伏線?の感じとか)、

そこはすごく面白かった。


あと、ヨーロッパ企画の過去作品のオマージュらしきものが出てきたり(ゴーレムとか!!)、

それが個人的にはすごく嬉しくてテンション上がった。

「サマータイムマシン・ブルース」の佐々木蔵之介と本多力くんも出てきてくれたし!!

「UDON」のユースケ・サンタマリアも、キャストに起用されてるしね。

そういう、本広ファミリーみたいな絆がすきなんです。


クライマックスの分かりやすさはちょっと残念でしたが、

それまでのほわほわ~んとしたゆるい進み方は十分楽しく、

わりとおすすめ。

三宅弘城が素敵やわ。


そんな感じでござんす。