2010年7月27日

「データの罠 世論はこうして作られる」を読みつつ思う、大相撲中継中止の件(3日坊主63巡目ー2)

本をよみました。

田村秀「データの罠 世論はこうして作られる」
データの罠 世論はこうしてつくられる (集英社新書)/田村 秀

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マスコミによる大相撲の一連のニュース報道にうんざりしたので、
マスコミの世論操作の危険性について改めて勉強し、
マスコミを批判しよう、と、そんな意味です。

いやぁ、やはりマスコミは都合主義ですね。
データを自分たちの都合のよいように解釈してしまうのだから。

この本では、各機関の行う調査が、どれだけデータとして信頼のおけるものなのか、というところから細かく教えてくれた。
アンケート調査も、方法…例えばネットでの調査と訪問調査など…により誤差があるということが書かれていた。
なるほどなぁ…

ということで、
今回NHKが大相撲中継をやめた一因として、国民からの声というものがあったが、
これも調査方法により、結論は全く違ったものだったということもありえる、ということだ。
相撲中継をたのしみにしている多くの方は、4,5時台に家にいる高齢者のはず。
そういう方たちが多くNHKに声を寄せるようには思えず、
NHKへ放送中止の意見を寄せたのは、マスコミに自分たちの意見を洗脳された多くのライトファン層の大人だったのではないだろうか。
そう思うと、なんだか切なく、やりきれなく、少し腹立たしい。

また、本には視聴率も誤差があり、あまりあてにならないということも書かれていた。
プラスマイナス5%程度はありえるようで、
そう考えると、ビデオリサーチによる視聴率だけで一喜一憂するテレビ局も、なんだか運まかせですよな。
さらにHDDの普及してきた今は、視聴率が番組の評価に直結型するってのもおかしいと思うのですよね。
特に深夜。

話を戻しまして。
本は後になるにつれて、データのあやふやな点や惑わされそうな点を細かな実例を用いて紹介しているのですが、
例が細かすぎて…さらに結論が同じことばかりなので、
結構退屈してしまいました。
行政についてとか、やや難しいし…

結論は、
「データを鵜呑みにせず客観的にみる目が必要」
「マスコミの意見は複数見る方が良い」
「データはどんな一面でもとりだせるので、捉え方によって違った結論がだせる」
そんなところでしょうか。
何事も、自分の脳で判断する力が必要ってことです。

これを読んだら、
ますますマスコミの報道を信じられなくなり、
相撲のニュースを目にしたくなくなりました…。
いくらニュース見たって、見なくたって、自分が相撲愛好家であることに代わりはないから、
もう振り回されるのは勘弁なのです。
加熱報道を見ていてどっと疲れた、といったところでしょうか。

てことで、
もうニュースなど見ず、
じっと9月になるまでは相撲愛は冬眠です。
おやすみなさい。





…とかいいつつ、明日は新十両発表なんだよな。
たまーに目覚めるとするか…