2010年7月31日

「男子はだまってなさいよ7 天才バカボン」観劇レポ(3日坊主64巡目ー3)

「男子はだまってなさいよ7 天才バカボン」観てきました。
最っ高にくだらない。
くだらなさすぎて最高に面白い!

作・演出を務める細川徹は、大人計画所属。
その主宰の松尾スズキがバカボンのパパを演じるわけだから、もう大人計画節炸裂なことは目に見えますよね。
それに加えてさらに、荒川良々(バカボン)と皆川猿時(うなぎいぬ)が出ちゃうもんだから、もうオトナ濃度の濃い舞台ですよね。
どっぷり浸かってしまいました!

そして、バカボンのママを演じた釈由美子だが、
イメージにピッタリすぎて、バカボンのママにしか見えなかった!
演技上手い下手という問題でなく、もうバカボンのママそのものなの。
これはスゴイ!超ベリーグッドキャスティングだと思います。
たまにバカボンに無茶ぶりされて、体を張ったモノマネしてましたよ、恥ずかしそうに…。
これが、釈由美子というイメージの枠を超えていて面白かったです。

本官役の大堀こういちさんは金正日を演じていましたが、これがとてもハマり役。
坂田聡演じるレレレのおじさんも、頭の形とか似てました。
うなぎいぬとの絡みのあった女方のキングオブコメディ今野もツッコミが光ってたし。

そんな感じでしだが、功労賞は釈由美子と五月女ケイ子。
五月女さんは舞台美術を担当した上に、自ら出演もしています。
舞台はバカボンのでかいパネルが上手下手に1体ずつ。
床にマンガのコマらしきものが描かれ、その通りに仕切られて使用されました。
演技ではき◯たまの活用方法を図解してくれました。

いやー、全体的に終始ぶっとんでいて大変面白い。
うんこ1ヶ月我慢するとか、本官主催3対3合コンとか…

コントやコメディとして、
おおいに笑って楽しめればっていう作品なので、
何も考えずにひたすら目の前を楽しめばいいと思います。

最後に。
映像(ムーチョ村松)、音楽(スチャダラパー)も最高でした。